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氏家啓雄 "初期サウンドインスタレーション作品集" [3CD Box]

価格: 5,500円(税込)

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Label: Edition Omega Point

1980年代初頭、日本のサウンドアート黎明期の牽引者であった芦川聡 と吉村弘を中心に、何人かの作家たちが展覧会で作品を披露し始めていた。とりわけ30歳の若さで夭折した芦川は、当時東京・西武美術館の付属ショップ、アール・ヴィヴァンに勤めており、海外の環境音楽、実験音楽の資料やレコードをいち早く紹介。芦川を慕って作家たちが出入りし、新しいムーヴメントの母胎となっていた。

氏家啓雄(1959年生まれ)もその一人で、多摩美術大学の学生として、秋山邦晴の「現代音楽論」ゼミを聴講していた。 その成果品として3つの作品を残していた。高橋アキが保管していた、秋山の遺品カセット群の中にそれらが発見され、ここに紹介する。サウンドアート初期の音資料は、吉村弘や鈴木昭男などごく一部を除いてはほとんど顧みられておらず、極めて貴重である。

CD 1 Displayed Music / 1981 - 82
tr.1, 2 : Aeolian Harp
木製の角筒内部にナイロン弦が4本張られ、その下部の開口部に風を送り、弦の振動が角筒で共鳴し増幅されて音が発せられる。
tr.3 : 6 Sound Tubes
発振器とスピーカーが内蔵されたアルミチューブ6本の持続音が、さまざまな組み合わせで鳴らされる。観客がピッチを操作することもできた。
tr.4 - 6 : Repetition Harp
箱内部に2〜4本の弦が張られている。それをモーターで回転する円盤に付けられたツメが弾く。
tr.7, 8 : 18 Sound Tubes
空間各所に、音程が調整できる発振器とスピーカーを入れたアルミチューブを配置。

CD 2 Sound Scape - Diffuse Music / 1983
東京・町田市の丘陵地帯の、小さな窪地の底の公園近辺で、意図せず発生する環境音を作品とすべく録音した作品。
窪地は大きなパラボラとなり、蝉の声、 吹奏楽部の練習音、航空機の通過音、どこかの家の工事の音などが混じり合い、拡散 (diffuse) する。

CD 3 Object of Sound ‒ Sound of Object /1983-1984
tr.1: Bell / 1983
素焼きの壺の口に差し込まれた、天井から吊られた真鍮棒と、モーターによって回転する真鍮のパイプが接触する。その接触音と、それぞれの壺に棒が当たる音が間欠的に響く。
tr.2 : Piano / 1984
円盤上に張られた136本のピアノ線を、回転するバーから吊り下げられた2本の金属棒がなでていく。
tr.3 : Organ / 1984
円形に並べられた素焼きの壺から、発振器の音を響かせる。
tr.4 : Air waves / 1983
ウラベノリコと石井由美子による布のインスタレーションに提供された、点描的な音による環境音楽システム。

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